「テレワーク中のセキュリティが心配だけど何をすればいい?」そんな疑問に向けて、2026年最新の情報をもとに今すぐ実践できるセキュリティ対策5つを専門家視点でわかりやすく解説します。
テレワークのセキュリティが重要な理由
総務省では企業等がテレワークを実施する際のセキュリティ上の不安を払拭し安心してテレワークを導入・活用いただくための指針として「テレワークセキュリティガイドライン」を策定・公表しています。
つまり国も公式にテレワークのセキュリティ対策の重要性を認めているということです。
テレワークでは社外のさまざまなネットワーク経由で業務を行います。不特定多数が利用する公衆Wi-Fiや、セキュリティ設定が不十分な自宅のインターネット回線を使用することで、通信内容を第三者に盗聴・傍受されるリスクがあります。特に暗号化されていない無料Wi-Fiアクセスポイントや悪意ある第三者が設置した偽のアクセスポイントに誤って接続した場合、機密情報や認証情報が盗み取られるおそれがあるのです。
2026年のテレワークを狙う最新の脅威
情報セキュリティ10大脅威2026では4年連続でランサムウェア攻撃が1位にランクインしており、サイバー攻撃の被害を受けた組織が対象とする組織リストに追加されランサムウェアを用いた攻撃を受けることがあります。
テレワーク環境は特にこれらの脅威に狙われやすい状況です。
| 脅威 | 内容 | テレワークとの関連 |
| ランサムウェア | ファイルを暗号化して身代金を要求 | 自宅PCへの侵入リスクが高い |
| フィッシング詐欺 | 偽メールで認証情報を盗む | 在宅中は確認が甘くなりやすい |
| 公共Wi-Fi盗聴 | 通信内容を第三者が傍受 | カフェ作業で頻発 |
| マルウェア感染 | 悪意のあるソフトが侵入 | 私用PCはセキュリティが弱い |
| なりすましアクセス | 認証情報漏洩で不正ログイン | VPN単体では防げない |
テレワークのセキュリティ対策5選
対策①:VPNを必ず使う
VPN接続が確立された状態であれば、テレワークをしている従業員同士のデータ送受信は安全です。VPNを通じて業務に必要なデータを端末に保存しておけるため、通信環境が一時的に途絶えたとしても業務を継続できる可能性が高くなります。
特にカフェ・コワーキングスペース・出張先のホテルなど社外での作業時はVPNなしでの業務は非常に危険です。
VPNを使うべき場面:
- カフェや図書館などの公共Wi-Fi使用時
- 出張先・旅行先での業務
- 社内システムへのリモートアクセス時
- 機密情報を含むファイルの送受信時
会社支給のVPNがない場合は個人向けVPNのNordVPNが最もおすすめです。
対策②:セキュリティソフトを導入する
ウイルス対策ソフトウェアの導入も、テレワークにおいては必須の情報セキュリティ対策といえます。ウイルス対策ソフトウェアは既知のマルウェアの特徴などを記録したパターンファイルを更新するとともに、未知のマルウェアにも対応できる可能性がある「ふるまい検知」などの機能を備えたソフトウェアを選ぶのがポイントです。
フィッシング詐欺やマルウェア攻撃といった手口によるユーザーへの攻撃が巧妙化しており、社内IT担当者や取引先になりすましたメールでマルウェア付きファイルを開かせたり、ログインページを装って認証情報を盗み出したりする攻撃が在宅勤務中の社員を狙って仕掛けられます。
こうした攻撃を防ぐにはセキュリティソフトの導入が最も効果的です。
おすすめのセキュリティソフト:
ノートン360は世界シェアNo.1の実績・動作の軽さ13年連続No.1・60日間返金保証と三拍子揃ったセキュリティソフトです。
対策③:OSやアプリを常に最新の状態に保つ
技術的な情報セキュリティ対策の具体的な対策として「データの暗号化」「パスワード管理の徹底」「安全な回線の使用」「ウイルス対策ソフトウェアの導入」が挙げられます。
古いOSやアプリの脆弱性はサイバー攻撃者の格好の標的になります。
今すぐできる設定:
- WindowsのWindows Updateを自動更新に設定する
- MacのmacOSアップデートを自動適用にする
- ブラウザ・Office・Zoomなどの業務ツールを最新版に保つ
- スマホのアプリを定期的にアップデートする
対策④:強固なパスワードと二段階認証を設定する
パスワード管理を徹底するには、推測されやすいパスワードの使用や、パスワードの使い回しを禁止する必要があります。パスワード設定のルールを徹底するとともに、パスワードマネージャーを活用するなどして適切に管理していくのがポイントです。
企業はリモートワークに適したセキュリティポリシーを策定し、デバイスのセキュリティ強化や多要素認証(MFA)の導入を行う必要があります。
安全なパスワードの条件:
- 12文字以上
- 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる
- サービスごとに異なるパスワードを使う
- パスワードマネージャーで管理する
二段階認証を設定することでパスワードが漏洩した場合でも不正ログインを防げます。主要な業務ツール・クラウドサービス・メールすべてに設定しましょう。
対策⑤:公共Wi-Fiでの重要な操作を避ける
実際にセキュリティ対策が至っておらず、一部脆弱性がある機器から不正アクセスをされ社員の個人情報が流出した事件も発生しています。このような事態を防ぐためにはウイルス感染や不正アクセスのリスクにさらされる可能性の低い、より安全な回線を選択しテレワーク勤務者が安心してネットワークにアクセスすることのできる環境を準備することが求められます。
やむを得ず公共Wi-Fiを使う場合は必ずVPNを経由した上で利用してください。以下の操作は公共Wi-Fiでは絶対に避けましょう。
- ネットバンキングへのアクセス・振込操作
- 会社の機密情報・顧客データの送受信
- 重要なパスワードの入力・変更
- 社内システムへのログイン(VPNなしの場合)
【番外編】テレワーク中に絶対やってはいけないこと
対策5つに加えて、テレワーク中に避けるべき行動もまとめました。
| やってはいけないこと | リスク |
| 私用PCで業務データを扱う | セキュリティ対策が不十分なことが多い |
| 未承認のクラウドサービスを使う | シャドーITによる情報漏洩リスク |
| 不審なメールの添付ファイルを開く | マルウェア感染・標的型攻撃 |
| VPNなしで社内システムにアクセス | 認証情報の盗聴リスク |
| 画面を他人に見られる環境で作業 | 機密情報の視覚的な漏洩 |
対策5つの優先度と難易度
| 対策 | 優先度 | 難易度 | 費用 |
| ①VPNを使う | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ★☆☆ | 月490円〜 |
| ②セキュリティソフト導入 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ★☆☆ | 年数千円〜 |
| ③OSを最新に保つ | ⭐⭐⭐⭐ | ★☆☆ | 無料 |
| ④強固なパスワード・二段階認証 | ⭐⭐⭐⭐ | ★★☆ | 無料 |
| ⑤公共Wi-Fi対策 | ⭐⭐⭐ | ★☆☆ | 無料(VPN使用時) |
おすすめの組み合わせ:最強のテレワークセキュリティ環境
月額1,000円以下で作れる最強構成:
NordVPN(月約490円)
→ 通信の暗号化・公共Wi-Fi安全化
+
ノートン360 or ウイルスバスター(月約400円〜)
→ ウイルス・マルウェア対策・フィッシング防止
= テレワークの主要なセキュリティリスクをほぼカバー
よくある質問
Q:自宅のWi-FiでもVPNは必要?
A:自宅のWi-Fiは公共Wi-Fiよりは安全ですが、完全に安全とは言えません。特に機密性の高い業務を扱う場合はVPNの使用をおすすめします。また、自宅ルーターのパスワードを初期設定から変更することも重要です。
Q:会社がVPNを用意している場合は個人VPNは不要?
A:業務中は会社のVPNを使いましょう。個人の通信やプライベートな場面での保護には個人向けVPNも役立ちます。
Q:フリーランスもセキュリティ対策は必要?
A:はい。フリーランスはクライアントの機密情報を扱う機会が多く、情報漏洩が起きた場合の責任も重大です。月額数百円で対策できるVPN・セキュリティソフトの導入を強くおすすめします。
Q:スマホでテレワークする場合も対策が必要?
A:はい。スマホからメール確認・資料閲覧などをする場合も同様のリスクがあります。スマホにもVPNアプリとセキュリティアプリを導入しましょう。
Q:テレワーク中のセキュリティ対策は誰の責任?
A:個人情報保護委員会のガイドラインや総務省の「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」等の公的指針では、テレワーク環境においてもオフィスと同等のセキュリティレベルを確保することが求められています。企業・個人の両方が責任を持つべき問題です。
テレワークのセキュリティを強化するおすすめグッズ
ソフトウェアの対策と合わせてハードウェアでも セキュリティを強化しましょう。
Wi-Fiルーター(WPA3対応)
古いルーターはセキュリティが脆弱です。 WPA3対応の最新ルーターに交換するだけで 自宅ネットワークのセキュリティが大幅に向上します。
楽天市場での売れ筋はバッファロー・TP-Linkなどの 国内外有名ブランドのWi-Fi 6/7対応モデルです。
USBセキュリティキー(YubiKeyなど)
二段階認証をさらに強化する方法として USBセキュリティキーがあります。 スマホSMSより安全な物理認証デバイスで フィッシング詐欺に強い認証が実現できます。
まとめ
- 2026年のテレワークはランサムウェア・フィッシング・公共Wi-Fi盗聴など多様な脅威に直面している
- 今すぐできる対策5つは①VPN②セキュリティソフト③OS更新④パスワード管理⑤公共Wi-Fi対策
- VPN(NordVPN)とセキュリティソフト(ノートン360またはウイルスバスター)の組み合わせが最強
- 月額1,000円以下で主要なセキュリティリスクをほぼカバーできる
- 総務省もテレワークセキュリティガイドラインを策定しており国全体でセキュリティ対策を推奨している


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